①関空発で朝10:30にすでに吉野ケ里遺跡に到着
JR環状線に乗っている時に「九州に行きたいな」となんとなく思っていたら、気になる吊り広告が目に入りました。
「JR西日本どこでもきっぷ」は、22000円で3日間、新幹線と特急が乗り放題というお得な切符です。家に帰って、興味がある福岡・長崎・佐賀の観光スポットの位置を確認。うぅーん、行きたいところを全部電車で回るのは、かなり無理があるかも。
Peachの関空~福岡空港の往復チケット+レンタカー3日間の代金を調べてみると、どこでもきっぷと同じくらいの代金であることがわかりました。それに高速代とガス代がかかりますが、時間の節約とフットワークの軽さを考え、飛行機+レンタカーで行くことに。
遺跡ファンとして絶対に行きたいのは、佐賀県の吉野ケ里遺跡(弥生時代)と、長崎の世界遺産・軍艦島。関空から朝一番の便に乗り、福岡空港でレンタカーに乗り換え、高速を走ります。10:30am頃に吉野ケ里遺跡に到着。たった40分ほどのドライブ。
②弥生時代のロマン、吉野ヶ里歴史公園を探検
「吉野ヶ里」の読み方は「よしのがり」です。
縄文・弥生時代には強く人を惹きつけるロマンがあります。なぜでしょうね?弥生時代は3000年ぐらい前頃に始まったそうです。1300年以上もの年月が弥生時代として割り振られているのに対し、次の古墳時代は400年弱です。
邪馬台国が九州にあったのか近畿にあったのかは、まだ謎とされています。卑弥呼と呼ばれる女王が居たのかどうかも、いまだ不明です。この吉野ケ里遺跡は、日本の弥生時代の遺跡としては最大級だそう。
歴史公園のパーキングが凄く混んでいたので、「こんなに人気があるのか!さすが弥生時代!」と思いましたが、勘違いでした。パーキングで何やらマーケットが行われています。正面玄関に行くと、ほとんど誰も居ません。これは、ゆっくりじっくり遺跡探検ができそうです。
入口の左側には、広いレストランと売店があります。後ほど、ここで数量限定ランチをいただきます。
入口で頂戴したマップを見ても、あまりの広さにどこから行けばいいのかよくわかりません。長時間歩くのが辛い方は、巡回している園内バスに乗ることができます。とりあえず、私と連れ(日本の歴史マニア外国人)は開催中だったランタンフェスティバルの会場である、南内郭という広場のある集落に行くことに。
残念ながら、夜までこの公園に居ることはできないので、ランタンに灯りがともされるところは観ることができません。ボランティアや村人の恰好をした方たちが、準備をされていました。
この公園に入ってすぐ思ったのは、背の高い建物が多いこと。弥生時代って、現代の3階・4階建てにも相当するような建物が沢山あったの!?それに、集落が何重にも塀とおほりで囲まれていて、常に敵の襲来に備えていたことが分かります。
太い支柱で作られた物見やぐらがいくつもあります。登ってみると、どれだけ高くて周りが見渡せるかわかります。弥生時代の人々も、このような風景を見ていたのでしょうね。
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