①大阪人の私でも聞いたことがなかった穴場
「犬鳴山っていう所に行ってみたいんだけど、知ってる?」
海外から友達が大阪に遊びに来たときに、そう聞いてきたのです。恥ずかしながら、「犬鳴山(いぬなきさん)」は初耳でした。外国人の彼女が、大阪人の私でも知らない観光地のことをどうやって知ったのか、とても興味が湧きました。
どこで犬鳴山のことを聞いたの?何があるの?と訪ねると、「ネットに載ってたの。山にお寺があって、温泉もあるんだって。」と、かなりシンプルな返答。
そもそも犬鳴山ってどこ?山だからハイキングしたりケーブルカーに乗ったりするのかな?その時は予定が合わず、同行することはできませんでした。日帰りで帰って来たその人が、「とても厳かな感じで良かった!あまり人は居なくて、秘境っぽい感じ。」と言うので、近いうちに行ってみよう!と決めました。
②犬鳴山と七宝瀧寺へのアクセス・ロケーション
5月下旬の、暖かくなってきた頃を狙って行くことに。日帰りで行けないことはないですが、犬鳴山には温泉もあるようですので、一泊で旅行してみることにしました。楽天トラベルで温泉旅館を予約し、あとはJR阪和線を使って日根野駅に向かうだけ。
犬鳴山は泉佐野市の、和歌山県との県境にある山です。JR阪和線・南海本線どちらを使っても簡単に行くことができます。関西空港エリアでお車をお持ちの方にとっては、とても便利なロケーション。「関西空港から一番近い温泉郷」と言われ、結構有名なようです。
私はJR阪和線で日根野駅まで行きました。日根野駅からは南海バスに15分ほど乗って、犬鳴山バス停まで向かいます。今回は宿泊する旅館が送迎をしてくださったので、スムーズに移動ができました。旅館の方が道中「このあたりは段々畑や、そのために積み上げられた石垣が有名」だと教えてくれました。
③参道がもはやハイキングコースの七宝瀧寺
旅館に荷物を預けさせていただいてから、いざ未踏の地、犬鳴山の七宝瀧寺へ向かいます。
綺麗な水の川が流れています。何軒か旅館やホテルが建っていて、レンタルロッジの看板もあります。
夏場は人が結構訪れる避暑地という印象をうけました。カフェやお土産屋とかはあまりなく、コンビニは見かけませんでした。道の真ん中に大きな木と、「大阪みどりの百選」と書かれた道標が。これを通り過ぎると周囲に建物はほとんど無くなり、ハイキング気分になってきます。
犬鳴山バス停からだと徒歩5分くらいで、七宝瀧寺への総門が見えてきます。ほぼ一本道なので、迷うことはないでしょう。日本遺産犬鳴山と書かれた看板があり、しめ縄をくぐれば、もう参道です。
ここにある案内図を見たところ、七宝瀧寺の本堂まで1km徒歩約13分と書かれています。後からデジカメの写真に記録されているタイムスタンプを確認しましたが、私は本堂まで一時間かかっています。立ち止まって景色を見たり写真を撮ったりしていると、それくらいかかります。
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