所在地:〒086-1833 北海道目梨郡羅臼町本町27−1
理想と現実の狭間クルーズに出発です。
天気が良く波も穏やかなので、沢山クジラやイルカが観れそう!

港に停泊していた漁船のブルーとオレンジの色分けには、意味があるそうです。北方領土に近いので、色分けをして何の漁船かすぐわかるようにしているそう。
すべての日本漁船の位置は日本側で常に監視していて、北方領土に近づきすぎないよう気を使っているのです。
いろいろ考えさせられますね、、、。本来は日本の土地に、日本人が近づきすぎないように自ら監視しないといけないなんてねぇ。

結構なスピードで根室海峡に向かいます。ネィチャークルーズのスポットは知床半島と国後島の間です。

海から見る知床半島。めったに見れる景色ではないので、感動。

拡声器を持った女性スタッフが、イルカやクジラが居たら方角をアナウンスしてくれます。
「船に右方向にイルカが居ます!」
と、エクサイティングな感じでアナウンスしてくれます。が、私も含めほぼ全ての乗客は「えええ?どこに??何かいる?」という雰囲気。
何も見えないけど、とりあえず言われた方向に連続シャッターを切ります。
おわかりいただけただろうか、、、。右から4番目の女性の頭の上。
小さな水しぶきのようなものが!!!
しかし、写真をみてわかるように、小さすぎて皆さん気づいておらず、そちらを見ていません。

生まれて初めて見た国後島。知床から近くて遠い島ですね、、、。私の中で完全に景色を眺め、北方領土について考えるツアーになっています。

3時間ほどのツアーの間、4~5回ほどイシイルカとクジラのシッポが見えるとアナウンスがされました。私が観れたのは写真の水しぶき数回。
お子様たちは寝てたりグッタリしています。いや、大人もか。景色がきれいだけどさすがに飽きる、、、。
これが、9月の現実なんだと思います。サイトや広告に載っているダイナミックな写真は、稀にある近距離での出会いを、凄いズームで撮影したミラクルショットばかりなんだと気づきました。
シャチが観れるゴールデンウイーク辺りか、ワシ遭遇率100%の2月3月に乗るべきでした。

迫力ある写真を観れると思ってこのページを開いた方のために、人様が撮った理想の写真を載せておきます。

後日、同時期に知床半島の反対側(知床五胡)では、素晴らしいワイルドライフが観れたと聞きました。カムイワッカの滝を観に行くコースで、打ち上げられたクジラの死体を貪る熊の群れを観ることができたとか。今度は流氷を割って砕きながら進む大型船に乗ってみたいですね。
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