所在地:〒088-3462 北海道川上郡弟子屈町川湯

硫黄山に到着する前から、たまに硫黄のにおいがしていました。
大きな道の駅のような施設と駐車場があります。

すごい硫黄のにおいです。今まで行ったどこの温泉地よりも強いにおい。
あまりにスケールの大きい景色に、しばらく呆然とします。

え、やばくないここ?って、何がやばいのかわかりませんが。口癖なので何度も言ってしまいます。ここ、地球なん?金星かなんかじゃない?

ファッションモデルの撮影が行われています。確かに、この異世界のような背景のためなら、辺境の地まで来る価値があります。

観光客のみなさん、私と同じくちょっと呆然としています。黄色い硫黄がこびりついた溶岩の荒野を歩いて、柵がしてある場所までいきます。

少し離れたところに、まっすぐな塀が2列続いています。なんだろう?溶岩が流れる道を作ったのかな?いや、それにしては細いし、あちこち埋まっています。後から調べてみたら、硫黄を運ぶために作った鉄道の名残でした。

近づけば近づくほど、硫黄のにおいが強くなります。白い煙は水蒸気だと思います。風向きによってはモロに吸い込むことになるのですが、硫黄のにおいしかしません。

なんか、この黄色い岩の塊、どこかで見たことがありますね。

そうそう、ファイナルファンタジー15のサンダーの魔法を吸い取る所ですよ。(わからない人すみません。)一度そう思ったら、それにしか見えません。

柵の向こう側でなくても、あちこちで沸騰したお湯が噴出しています。かなり危険。

硫黄の結晶を自然な状態で見たのは初めて。これがマッチの先端や、爆薬に加工されたんですねぇ。

この黄色い硫黄の結晶、触ったらどんな感触なんだろう?ふわっとしているのかな?それともパリパリ?触ったら大やけど間違いないので、想像するしかありません。

鉄道の名残を歩いて、観光客が居ない方にも行ってみます。

背の低い、マツっぽい木が茂っています。もう一つの硫黄吹き出しエリアが見えてきます。こちらの方は観光客が登れるようにはなっていません。

何とも言えない映画のCGのような風景。

無造作に転がっている岩は、写真では分かりませんがとても大きいです。何トンもあると思います。こいうう岩が、日常茶飯事でゴロゴロ転がってくるんでしょうね。
硫黄山、絶対に行ってください。おすすめです。行く前に、車にスーツケースやカバンを置いておくなら、丸ごとビニール袋に入れておいた方がいいです。車の中まで硫黄くさくなります。
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