top of page
執筆者の写真職人タカシ

網走監獄博物館フォトギャラリー

更新日:2023年5月15日

 

所在地:〒099-2421 北海道網走市呼人1−1

網走監獄入口

念願の網走監獄にやってきました!敷地は広く、見学の順序は自由です。私も含め、皆さんが一番興味がありそうな、舎房及び中央見張所(重要文化財)から紹介します。

網走監獄刑務所

50m以上もある囚人舎房が5棟、放射状に建てられています。

網走監獄中央見張り

5本の舎房は一点で繋がっており、そこに中央見張という小部屋があります。

網走刑務所中央見張り

この中央見張り部屋からは、すべての舎房の渡り廊下が見渡せます。誰かが牢屋から出てきたら、とても目立ちます。パノラマ写真にすると、合成にしか見えませんね。視覚的に混乱する場所で、映画マトリックスのよう。これでも、脱獄に成功した囚人が居たそう。

網走刑務所廊下

見学している途中、自分が何番の舎房に居るのか分からなくなりました。

網走監獄の窓

窓から見えている景色も、よく似ていて混乱します。ここはどこ??あっちの棟は見学したんだっけ??

網走刑務所看守窓

看守の誰かが毎晩この窓から、渡り廊下を見張っていたんですね。何を想ってここに座っていたんでしょうか。監視カメラもない時代です。

網走監獄独居房

冬が厳しく、雪が沢山積もる地域。強固な構造にするためでしょうが、どっしりした重厚な感じの建築物ですね。重要文化財なのも頷けます。白い壁が妙に綺麗だな、と思ったら、昭和60年に移築されたそうです。オリジナルは明治45年に作られました。

網走監獄囚人

これは独居房ですね。数畳の狭い部屋で、扉を開けずに食事を渡したり話ができるようになっています。一人で内職的な仕事をさせられたのでしょうか?他の囚人と雑居房に入れることができない、訳あり囚人用ということですね、、、。運動や野外労働の時は、外に出られたのでしょう。

網走監獄暖房

こちらは雑居房。インメイトフレンドと英語で言えば何となくお洒落。和気あいあいと蝋人形が食事していますが、実際はもっとどんよりしていたのは間違いない。右側の写真は薪のストーブ。普通のストーブだと熱が上昇して、周囲があまり暖かくなりません。パイプを長く繋げて広範囲を暖めたそうです。

網走刑務所の中

物悲しい雰囲気、、、ここで何年も過ごすなんて、絶対嫌。

網走監獄ツアー

看守として働くのも、精神的にキツイかも。地元の人っていう人々がほぼ居ないので、看守になる人を本土から募集してくることになります。

網走刑務所雑居房にある品

雑居房の中の備品リスト。リストに将棋盤や囲碁盤が入っています。少しでも娯楽があって良かった。


網走監獄の看守の武器

猟銃に刀、サーベル、明治時代の軍人という感じです。

網走監獄外観

頑丈そうな鉄格子の窓。

網走囚人農作業

基本的に自給自足だったので、農作業は重要な仕事でした。味噌や醤油も自家製。たくわんを漬ける大きな樽などが展示されていました。

網走二見ケ岡農場

自給自足の二見ケ岡農場。農業に特化した刑務所。

二見ヶ岡農場入口

検食?自分たちが作った物を検食する必要があったのでしょうか?メインの監獄に送る分も作っていたのかな。

網走監獄農作業

うわぁ、なにか地味な作業をしています。小豆の選別?

網走刑務所囚人の仕事

大人数の食事を薪で調理しようとしたら、かなりの重労働になりますね。

網走囚人の仕事

軽作業を与えられた囚人はラッキーです。

網走監獄食事風景

自分で育てた食材を調理して食べるのは、心が洗われます。たぶん。

網走監獄囚人トイレ

え、ちょっとまって、丸見えです。ここまでオープンにする必要があったのでしょうか。

網走監獄囚人風呂

大きい浴場が独立した建物にあります。入浴時間はたった15分。二見ケ岡農園の方にも浴場がありました。お約束の入れ墨オヤジが居ます。監視されながらお風呂に入るの嫌だなぁ~。

網走監獄の中に居たリス

おや、野生のエゾリスが呑気に何かをかじっています。監獄歴史館の外に居ました。歴史観ではスクリーン部屋で囚人ドラマを放映しています。手枷や足枷の重りの重さを体験したりもできます。

囚人によるわらじ作り

わらじを編む囚人たち。いや、北海道でわらじですか。寒かっただろうなぁ。

独居房

ここは恐ろしい懲罰独居房。外に建てられている小屋に独りぼっちです。暗くて狭くて寒い。でも、よっぽどの事をしないとここには入れられないかも、、、。

伝書バト

わーい、鳥さんだ!と和んでいるわけではないようです。伝書バトを通信に使っていました。荒地で手紙を届けるには、空輸が一番早いですもんね。

囚人服

オレンジ色の方が明治時代、緑色の方が現行の囚人服です。どちらも救いようがなくダサいです。色が明るい明治時代の方がいくぶんマシでしょうか。犯罪者だからって、ここまで可愛くない服を着させなくても、、、。まさか、これも罰の一環?

囚人と話す寺永法専

寺永法専という僧侶が、月に数回訪れていたそうです。塀の外の人と話をすること自体、稀だっただろうし、心が楽になった囚人が多くいたのではないでしょうか。僧侶の見た目がかなり怖いので、最初は元僧侶の囚人かと思いました。

刑務所の大晦日の特別献立

大晦日の特別献立。いつの時代のものかよくわかりませんが、ペットボトルのコカ・コーラがあるので近年だと思います。明治・大正時代はこういった計らいは無さそう、、、。逆に、正月などの特別なことがなくても、熊を狩ったりしたら囚人に食べさせていたのかも。政府は囚人に重労働を科していましたからね。

北海道開拓のため遠征中の囚人の生活

遠方で労働する時の仮設住居のようです。北海道開拓の道具として使われた囚人たち。北海道の道路・鉄道・港などは、囚人たちの過酷な重労働によって作られました。

網走囚徒外役所

網走刑務所を運営するために、多くの人々が網走に移住しました。その人々のための役場が作られました。

裁判所

釧路地方裁判所の網走支部。実際に使われていた建物です。おもしろい人形がたくさんあります。昭和ヤンキーとかオバタリアンとか。


ずっと行ってみたかった網走監獄に行けて、テンション上がりっぱなしです。写真を沢山載せましたが、楽しんでいただけたら嬉しいです。旅行はまだ始まったばかり。ここから、大自然を探検に行きます!



下のリンクから職人タカシのガラスジュエリーショップをご覧ください。


閲覧数:1,304回

Comments


bottom of page