平城京天平祭(てんぴょうさい)で華やかなパレードを鑑賞


天平祭

奈良の世界遺産、平城京で行われる天平祭を初体験。


平城京ってどこだっけ?

朱雀門で衛士第隊の隊列を見る

中国スーパー雑技団の凄いパフォーマンスを見る

メインの行列前に復元された太極門を見る

平城遷都之詔のパレードにうっとり

平城京天平祭2022フォトギャラリー


平城京ってどこだっけ?


平城京のオフィシャルサイトはこちら>>>

天平祭のオフィシャルサイトはこちら>>>


私は大阪在住で奈良にも頻繁に行きますが、あまり平城京のことは知りませんでした。


ああ、そういえば、近鉄鶴橋から近鉄奈良への電車に乗っている時に、だだっ広い場所が奈良に着く直前に見えますね。確かあれが平城京跡だったような?ぐらいの認識しかなかったです。ここ数年は、復元工事がすすめられていて、巨大な箱の中で何か工事しているのが電車から見えていました。


実はこの平城京跡地、世界遺産なだけでなく、真ん中に電車が走っている珍しい文化遺産。なんでも、この路線を移動させる計画が進行しているようで、撮り鉄さんたち、いそげ!って感じです。わざわざ路線を動かすほどの、大規模な復元計画が進行しているのですね。奈良駅から数駅程度の距離なので、世界的にも人気の観光名所になりそう。


平城京

天平祭(てんぴょうさい)のことは近鉄電車内の吊り広告で知りました。

約1300年前の奈良時代に平城京は建設され、ここに日本の首都が移されました。その時に行われた儀式、平城遷都之詔(へいじょうせんとのみことのり)を再現したのがこの天平祭です。(一つ前の飛鳥時代の首都は、同じ奈良盆地にある藤原京でしたので、まあ大がかりなお引越しと言ったところでしょうか。)


京都で行われる葵祭りの行列みたいなものかな?でも、開催場所の平城京はだだっ広いので、かなりの至近距離で行列と儀式が見れるかも?

平城京

近鉄の大和西大寺駅から100円バスが出ていますが、徒歩でも15分で会場の朱雀門に行けます。敷地には横からも入ることができますので、ぐるっと正面まで回る必要はありません。近鉄奈良駅西口からも無料のシャトルバスがイベント期間中は運行しています。


朱雀門で衛士隊の隊列を見る

平城京朱雀門

これが今年(2022ゴールデンウィーク)の特設会場、朱雀門前。コンサートなど終日催し物が行われています。メインイベントの平城遷都之詔(へいじょうせんとのみことのり)の儀式もここで行われます。


初めて来たので、小規模な行列から先に観たいと思います。衛士隊(警護隊)による警備行列が一日に何度も行われます。凛々しい兵衛隊をしているのは、航空自衛隊幹部候補学校の方だそう。動きがキビキビしているのも納得。

天平祭

警備の行列は立ち止まらないのですぐに終わってしまいます。次は朱雀門特設ステージでの催し物を観ます。


天平祭中国スーパー雑技団

中国スーパー雑技団の凄いパフォーマンスを見る

なにゆえ中国雑技団?と一瞬思いましたが、奈良時代・平安時代は建築様式を含め、大きな文化的影響を中国から受けていたので、出演依頼がされたのは至極当然かもしれません。


派手な獅子舞から始まり、孫悟空の剣技やジャグリングなどテンポよく進み、とても見ごたえがありました。このクオリティーを無料で観れるなんて、考えられないです。


特にこの椅子のバランス芸がすごくて、終始ハラハラしながら見学しました。

天平祭中国スーパー雑技団

中国スーパー雑技団の演技が終わった時点で、メインイベントの行列まで1時間ほどありました。ふと気づくと、朱雀門の近くにある、平城京いざない館(博物館)の前に行列の参加者が集まっています。


天平祭2020
なんだこの可愛いかたまりは!?

さながら、プチ写真撮影会のようになっています。出番順にグループを作り行列開始まで待機されているので、端におられる方にはお声がけしたら写真を撮らせてもらえます。無理に待機場所の奥まで写真を撮りに行こうとする方は、見受けませんでした。


このまったりとした感じが来年度以降も続けば良いですね。ゲストが増えれば増えるほど、運営側はセキュリティーを厳しくしないとけないので、待機時間の撮影はいずれできなくなる気もします


メインの行列前に復元された太極門を見る

少し時間がありますし、折角ですので復元されたての太極門を観に行きます。敷地の真ん中を通っている踏切を渡ると、とても広いスペースがあります。このエリアもいずれは、何らかの形で奈良時代を再現するのでしょうね。楽しみです。

太極門は朱雀門とウリ二つでした。奥の方に大極殿という大きい建物が見えています。この周辺は工事現場っぽい雰囲気が満載ですので、今後に期待。


平城遷都之詔のパレードにうっとり


敷地が広くて横断に時間が掛かり、気が付けば行列開始時刻まぢかです。いそいで朱雀門の会場に戻ります。パレードなので、鑑賞エリアがとても長いです。うう~ん、どの辺りで観るのがベストなのかわからない!行列が始まるエリアに近すぎると、朱雀門での儀式が見れないような気がします。とりあえず、パレードルートの真ん中より少し朱雀門に近い辺りで鑑賞します。(幸運にも、この場所が最初に見学するのにベストな場所でした。その理由は後程。)


パレードが始まりました!カラフルな衣装を纏った人たちが、ゆっくり歩いてきます。衣類や装飾品は史実に沿って再現してあるはずなので、その豪華さに感心するばかりです。まあ、奈良時代にこの儀式に参加していた方々は、超上流階級の人々だったので、豪華なのは当然か。


おやおやっ!もう元明天皇が!?行列の並び順を全く知らなかったので、かなり最初の方に最重要人物の元明天皇(げんめいてんのう)がおられて驚きました。


天平祭元明天皇

この時代は女性の天皇が多く、元明天皇の娘二人も後に天皇に即位されています。(元正天皇・文武天皇)この行列で輿に乗って登場したのは、元明天皇だけでした。ちなみに、この役をされている方は、松竹芸能の女優さん。


あれ?なぜだか、その輿が私の目の前で止まりましたよ!?


大きなうちわのような物を持った女性が、10人ほど集まってきました。なんと、ここで元明天皇は輿から降りられるようです。うちわのような物は長さしば(翳)と呼ばれ、女官が天皇のお顔を隠すために使います。どうりで、この場所に報道カメラが集まっていたのですね。前からだと長さしばで隠されていて、何が起こっているのかわからないので、真後ろから見れてラッキー。


天平祭行列2022

要の元明天皇が朱雀門に向かわれたので、私は朱雀門ステージにできるだけ近い場所に移動しました。歴代天皇が順に着席していく所を見ることができました。ひと際、目を引いたのは光明皇后(こうみょうこうごう)。光明皇后は聖武天皇の皇后です。


光明皇后も、元明天皇と同じく、業界人のオーラが漂っていますね。公式パンフレットを見てみると、奈良コンシェルジュをされているそうです。納得ですね。


主要メンバーが着席されても、行列は続いています。そして、ここからは元明天皇がどこにおられるのか全く見えません。そうだ!朱雀門の裏側に行ってみたら何か見えるかも?


天平祭儀式

おられました、元明天皇。行列されている人々が到着して整列するのを、ここで待っていらっしゃったんですね。今年の天平祭は大人の都合で朱雀門で行われたので、この後ろ姿を拝見することができましたが、大極殿で行われた場合は見ることができないと思います。


暫くすると、儀式を始めるために皆さま門の前の方に移動し、また見えなくなってしまいました。私も朱雀門の前側に戻ります。今度はさっき居たのとは反対側に行きました。


マイクで話しているわけではないので、人々の動きで何が行われているのか想像するしかありません。赤い服の男性が巻物を受け取り、それを読み上げています。平城遷都之詔(へいじょうせんとのみことのり)の儀式なので、この地を新たな首都とし、元号を奈良とする、、、と宣言しているのではないでしょうか。


その後は妖精?のような子供が舞を披露していました。子供の参加者は数人だけ。大役、緊張しただろうな。子役をやっている芸能関係者なのかな。


奈良天平祭

儀式の途中、元明天皇が自ら何かを発言されるような仕草はありませんでした。神々しさとミステリアスを混ぜたような印象。女官たちの動きも目を引くし、美しかったです。


天平祭2022ハイライト

気が付けば、こんなに沢山の人々が朱雀門前に整列されていたんですね。予想よりもかなり大規模なイベントでした。食べ物の屋台もたくさんあったし、茶道や衣装体験ブースもありました。夏場には、天平たなばた祭りやランタンを並べる燈花会が行われるようです。また必ず天平祭に来たいです。職人タカシがおすすめしたいイベントになりました。


平城京天平祭2022フォトギャラリー


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